児童虐待防止月間
おはようございます。
11月から、児童虐待防止月間が始まったのはご存知ですか?
私は、お仕事の関係で
児童虐待について間接的ではありますが
関わる機会があり
その度に、罪のない子どもたちの尊い命が失われたり
子どもたちの人生が傷つけられ、辛い思いをしている子どもたちがいる事を知り
本当に、悲しく思っています。
今日から11月がスタートという事で
この社会問題について
お話したいと思います。
私が最近読んだ記事で
涙が止まらなくなってしまった。
この記事。
苦手な方はこれ以降
読まないよう、お願いします。
「バイバイ」笑顔の幼子、母は橋から落とした:朝日新聞デジタル
一部抜粋
「この子をこのまま置いておくわけにはいかない」
不機嫌になっていく交際相手の男性の様子を見て、24歳(当時)の女性はそんな気持ちになっていった。
3歳の一人娘は、別れた元夫との子ども。同居を始めた男性は、徐々に娘の存在をうるさがるようになっていた。この朝も不機嫌になってトイレに閉じこもると、ドアを殴って壊した。
夕方、保育所に娘を迎えに行った後、まっすぐ帰宅せず、近所の実家に寄った。母に預かってもらいたかったが、娘が風邪気味でできなかった。
午後8時前、自宅アパートに戻った。食器を片付けようと台所に行くと、娘が泣き始めた。眉間(みけん)にしわを寄せ、大きなため息をつく男性を見て、娘とアパートを出た。子どもを預けられそうな施設をネットで探したが、見つからない。「この子がいなくなるしかない」。そう思い詰めた。
午後10時過ぎ。近くの川に架かる橋のそばに車をとめ、娘を両腕に抱いて橋の欄干に立たせた。
車が通るたび、娘を欄干から降ろす。3度目、娘を抱く手を伸ばし、宙に浮く状態にしてみた。川面からの高さは4メートル以上。娘はにこっと笑い、突然こう言ったという。
手を離した。ドボンという音が聞こえたが、その場を離れたくて車まで走った。自宅の前で車を止めると車内で少し泣き、部屋に戻った。
翌日、橋の約1キロ下流で女の子の遺体が見つかった。3歳の誕生日を迎えたばかりだった。
とても衝撃的な記事でした。
私の考えは、あえて載せません。
ただ一つ言えるのは、この女の子の命を救う方法は無かったのか?と
ただただ、悲しく思います。
もし、誰かが危険に気づいて
SOSを拾えていたら。。。
そう悔やんでも悔やみきれません。
みなさんは「189」という番号はご存知ですか?
189とは全国の児童相談所共通の短縮電話番号です。
189は、いちはやく!
と覚えてください。
匿名での通報も可能です。
あなたの勇気ある行動が、
子どもの命を救う。
命綱になりえます。
子どもは、どんなに虐待を受けても
今まで冷たい家庭で育ち。それが当たり前だと思っていると
自分からSOSを発することは少なく、
また、育児ノイローゼなど
まだ、その子どもがSOSを伝えることができないまま
命を落とすことも少なくありません。
深刻なこの社会問題を解決するには
大人、ひとりひとりが目を光らせていくことが不可欠だと私は考えます。
これを機会に、一件でも多くの虐待被害が発見される事を祈っています。
今日もお付き合いありがとうございます。
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