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ナチュラルかわいいの研究室

ワタシが、“トキメキ”を感じた時のキュンっとした気持ちを閉じ込めて。発信中…♡

ウエハースの椅子

\(^o^)/


読書記録。


本は心の栄養です。




本の虫イトウミホが お気に入りの本を紹介したいと思います。





大好きな作家さん。 江國香織さん



今回は ウエハースの椅子

 

ウエハースの椅子 (ハルキ文庫)

ウエハースの椅子 (ハルキ文庫)

 

 


カバーが、可愛くて





それにつられて 買った一冊 これが




江國香織さんとの出会いでした♡


本の主人公

画家をしている「私」、骨董屋を営み、家庭をもつ「恋人」、
しっかり者の「妹」……。

「私」の生活は安定し、
優しい恋人もいるのに、「私」はしばしば絶望します。




そんな「私」の小学生時代
絶望したことの中に

こんな一説があります。

人はなんだって子供を小学校に通わせたがるのだろう。
何をするにも二列に並ばされ、隣の子供と手をつながされた。休み時間には炎天下の校庭にだされ、身体検査の日には下着姿で廊下に並ばされ、とびたくもない跳び箱をとぶために「勇気」をだすよう求められた。「快活」であるように、「足なみ」を揃えるように求められた。


たしかに。



そんなことに
なんとなく
私も 絶望してた。

なんでだろ わたし 捻くれてたのかな。


でも。 共感するひとも いるのでは?




そして



家庭をもつ「恋人」との生活の描写・・・。


普通の人から見たら
普通じゃない恋だったり愛だったり
普通じゃない形



その滑稽さ


主人公の不安定で不確かで
でも美しい私。


二人の関係が
全然ドロドロしてなくて
澄み渡って感じてしまうのはなんでだろう。



きっとそれが江國さんのすごいとこなんだと思うのです。

小説の中で
描かれる彼女の生活
たとえば

朝はベランダで
朝食をとったり

ジャズを聴きながら
ハーブティーをのんだり

なんとなく
そんな生活に憧れるのです。



そして

作品の中で要所要所で出会う 美しい言葉たち。




一度読んでぽかーんとして



二度読んで味わって。



何度読んでも美味しい


ウエハースの椅子。



普通ってなに。普通なんていらない


自分の価値観で生きたい


不確かでも こんなにも美しいのだから。


そんな 勇気をもらえて


素敵な言葉たちに
心にトキメキ 生活を少し彩る

ウエハースの椅子


幸せなんだけど
切なくて・・・。

華奢なお菓子でできた椅子のように
決して腰を下ろすことはできなくて・・・。


そんな
ウエハースの椅子みたいなお話なんです。


とりあえず
5ページ 読みませんか?